SP7



『原曲基調』の、その奥に。

原音基調型ピアノアレンジオンリーディスク 
Presence∝fTVA SP7 『RPA』

  

●コンセプト

・異色の原曲重視型ピアノアレンジ、『RPA』をじっくり解説。
・・・原曲重視型でありながら、クラシック曲と真っ向勝負する楽曲を生み出したり、複数の発展形を派生させたりと異色の特徴を持つchiquchooのアレンジ技法、『RPA』を13曲集めました。全曲において異なる、13のアプローチからRPAをじっくり解説します。
 もちろん、このCDを楽しむのに音感や耳コピの技術などは必要ありません。原曲重視ピアノアレンジは、決して「原曲に近いか」だけが全てではありません。原曲をそのままにピアノアレンジするという行為であっても、いや、だからこそ、これだけの奥深さがあるのかと楽しんで頂けると思います。


●こんな作品です

・・・何とびっくり、全曲の楽譜・解説が付いてきます。(といってもP-fTVAフリークの方には最早完全にお馴染みですね)  更にSP7専用エクストラコンテンツとして、旧バージョンやアナザーバージョンとの比較や、コラム3本を用意しています。これらをCD-Extraのデータエリアに収録し、通常の音楽CDが再生できる全ての機器での正常な使用を保証しながら、圧倒的なコンテンツボリュームを実現しています。またHTMLによるメニューにより、各コンテンツへのアクセスも容易です。

・・・今回はやや人を選ぶ内容となっています。というのも、原曲基調ピアノアレンジばかり13曲集め、ジャンルはかなりばらばらだからです。こういう音が好きだという人には至福だと思いますが、一般的な視点で言いますと、音の傾向が似ている曲で、自分の好きなジャンルだけに限らないCDを聞いていてもあまり楽しくないと思います。
 一方で、アレンジというものを真面目に捉えようという人にとって、このディスクは特異かつ価値ある視点を提供するものに仕上がっていると思います。原曲の音と向き合うこと、ピアノの音にする意味を考えること、ピアノ曲・アレンジ曲として立ち位置を問うことといった、いつもは音の話に隠れてしまうようなアレンジの根幹に関わる内容を扱っています。
 またP-fTVAフリークにとっては、chiquchoo(ちくちゅー)の代名詞的技法がようやくのSPシリーズ登場となる作品です。他の原曲基調アレンジとは一線を画す、独特の音の鳴りと強い作品性を楽しめます。


●収録曲

01. hope
02.
U.N.オーエンは彼女なのか? 
03. you
04. 加藤賢二の背景主題による接続曲
05. 燕子花こりす
06. 命のパン
07. Etude:Dear Friends
08. シャルトリュー
09. coochy-coo doze
10. Second Hand's Walking
11. 切なさと愛おしさと
12. 幸せのうた
13. 東方RPA No.13 魔女達の舞踏会


 ●作品情報

作品名:Presence∝fTVA SP7 『RPA』
頒布価格:800円
CD内容量:13トラック+データ
頒布開始:C91